GSX-8S パーツ取付 そして 小さな事件発生

SSB バンパー装着

GSX-8Sを契約した時点で何点かのパーツを注文していた。
ひとつがSSBスポーツバンパーである。SSBバンパーは現役のモトジムカーナA級選手がワンオフで作製しているモトジムカーナでの転倒によるダメージを大幅に防いでくれる優秀なバンパーだ。現在モトジムカーナ選手の多くがSSBバンパーを装着している。今回はフロントバンパーとリアバンパーを取り付けることにする。またエンディランスのリアキャリも今回取り付ける予定である。リアバンパーは初回ロッドが直ぐに完売するほどの人気らしく、すでに欠品になっている。

まずはフロントバンパーから取り付けることにする。手書きの説明書で細かく説明されており、非常にわかりやすくメカに詳しくなくても自分で取り付けることが容易にできる。フロントバンパーはカラーをセットし3箇所をネジ(10M、8M、12M)止められており、短時間できれいに取り付けることができた。

次にリアスライダーを取り付けることに

リアスライダーは純正のリアステップを取り外し交換するだけである・・・しかし

問題発生!

純正のリアステップをシートフレームから外す際、純正のステップホルダーがボルトを囲むようになっていて、非常に窮屈な位置にアルミの8Mの六角穴付きボルトあり四苦八苦しながら外そうとするが、ネジロック剤がこれでもかって程効いていて、簡単に外すことができない・・・汗

嫌な予感はしていたが・・・
3本までなんとか外すことができ、気の緩みもあったのだろうか・・
最後の1本を外す際、多少六角に甘く入ったままで「ぐっ」と回したら「ぬるっ」と空回りしてしまったのだ。
焦らず対処したらよかったのだが、komaはなぜか焦ってしまい、多少舐め気味のボルト穴にレンチを差し込みトルクを掛けると「ぎぎっ」と錆びたなネジがまわる音がした次の瞬間、またしても「ぬるっ」と空回り!!!
「これ絶対ヤバいやつだ」と直感し対策を考え始めた。この時点でバイク屋に持っていけばよかっとと後悔

とりあえず冷静になってネジ穴に六角レンチを差し込み、トンカチでおもいっきり打ち込み、少しでもグリップをするよう試みた。手を離しても食いついたままになっていることで、これで大丈夫でしょ!と回すもまたしても舐めてしまった。「あ〜」もうだめだ。新車購入してまだ1ヶ月も立っていないのに・・
一旦作業を中断し次なる手を考えることにした。

Amazonでこんなものを発見!ねじはずし

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このねじはずし、中身はザラザラした粒子がペースト状になっており、ねじ穴に少量たらし、その上からぐっとレンチを押し付けると、粒子がレンチとボルトの穴の隙間を埋めることで、あそびがなくなりネジを外すことができるようである。実際にやってみると確かにガッチリ食いつく。「これいけんじゃねぇ」と期待を持ちゆっくりとまわす・・・

あ〜〜  やってもうた・・・またも惨敗

もう手に負えない状態になってしまった・・

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もう六角じゃなく、完全に円になっているじゃねぇか・・
にっちもさっちもいかない
ついに降参だ・・

バイク屋さんに修理依頼

バイク屋に持っていき見てもらった。
ハンマーで六角レンチを叩き込んだり、ショックを与えたりしたが全くまわる感じがしない。
兎に角ネジロック剤が効いており、5mmくらいは緩んでいるが、そこからまわらないのだ。位置が悪くバイスグリップやネジザウルスを使えない。
最終手段らしく、ネジにサンダーで切り込みを入れ、そにこドライバーを充て少しづつ回すしかないようだ。少し回してはサンダーで削り、を繰り返す作業が続く・・

途中でネジが耐えられず折れてしまった!!!

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最終的にドリルを使い専用工具で引っ張り出したようだが・・・(komaが食事に行ってる間に外れたようだ)
午前9:30にバイク屋に行き、作業が終了したのが午後2:30になっていた。
壮絶な戦いであった。ここまでしてもらって5000円は安く感じました 感謝感謝 
もう絶対にムリはしない・・・と心に誓い疲れ切った足取りで家路へと続く帰途についた・・

さあて、気を取り直しリアスライダーの取り付けにかかるとするか。
リアスタイダーとともにキャリアも付けることにした。
取り付け自体は簡単だ。ネジさえ外れればあとは差し替えるだけだ。
とっととやっちゃおう!
まずは右側をセット

次は左側・・・
ん?
なんか変な感じがするぞ
トルクレンチを使い指定トルクの24N・mで締め込むも、なかなか締まらない・・・ん
まさか・・
ネジ山に問題が?
一応トルクはかかるがムリをするとまたしても・・
今回は早めに対策を立てることにした

Amazonでこんなものを発見!

ネジ穴補修キット さらに ロックタイトねじロック 
ネジ穴補修キットはアルミの凸凹したシート状のもので、ネジ穴に合わせてカットし、すり減ったネジ山とボルトの間の隙間に抵抗を与える商品らしい。さらにロックタイトのねじロック剤は低強度、中強度、強強度の3種類があり、今回は中強度のものを選んでみた。ちなみに強強度のものは一旦取り付けたら外すことが難しくなるとの説明があり、怖くて使えなかった。

早速作業に取りかかる。
ネジ穴に合わせカットするがうまくセットできない。なんとか調整し、ネジロック剤を塗りたくり、いよいよ取り付けにかかる・・・・
何度か取り付け、取り外しを繰り返していたら規定トルクどころか、ゆるゆるになってきた・・・
うそだろ?
もう心が折れそうだ・・

ボルトの穴を覗き込んでみると・・
だめだこりゃ



もうボロボロじゃないか  
もう新車じゃないぜこれ

こうなったらシートレールを新品にするしかないないのか?
パーツリストを見てみると4万円近くするようだ・・たかい

男なら、自分で直すしかないでしょ!
今、このブログを書いている時点で次なる手の準備を進めている。
ネジ穴を作る! ほんとに作れるのか?

またしてもAmazonにて注文  ネジ穴補修キット ネジ穴 ネジ山 リコイルキット ヘリサート

明日、配達されるので、明日作業をすることにしよう。
なんとか直ってほしいが、はたしてどうなるか?

次回へ つづく

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