GSX-8Sでツーリング

1日目 白河 とら食堂へ行く

2024年4月25日(木)快晴 気温15度〜25度

出発前のGSX-8S

午前8:00自宅出発。
天気は最高だ。
8Sにキャリアがまだ付いていないことと純正のサイドバック用ブラケットが欠品中なのでタンクバックを付けることにした。しかしスチール製のタンクの前方をプラスチックのカウルが覆っているためタンクの後ろ側にしか取り付けられないのだ。風圧で数回飛びそうになり焦った(*_*)  20年モノのタンクバックです。タンクバックってほんと便利。

出発時の気温は15度。今日の最高気温は25度と夏日になる予想なので、ウエアは以下を選択した。
ベースレイヤーは化繊ロングTシャツ(吸汗速乾性)、ミドルレイヤーはMountain Hardwear /  AirMesh M LS Crew9000円位と値段は高いが帝人フロンティアが開発した新素材OCTAを使用。機能は軽量、吸汗速乾、遮熱性と高機能素材だけあり、最高の着心地である。しかもジップロックにに入れて圧縮すると小さく収納できる。アウターには革ジャンを着ることで15度〜25度は快適に対応できる。25度以上になればミドルレイヤーを脱ぐだけだ。
山登りをやっていたので、ウエアーには気を使う。大げさに言うと生死に関わるからだ。ツーリングも登山同様、気候天候の影響を大きく受けので、快適かつ安全な選択が必要だ。
ロングツーリングとなると荷物に占める割合は大きい。近い内に北海道ツーリングのウエアーについて書いてみたいと思っている。

行きは国道349をひたすら北へと走る。国道349で福島県古殿町まで走るのだが、常陸太田市を過ぎた辺りからは交通量がぐんと減り気持ち良いツーリングコースとなる。特に鮫川村から古殿町までの国道は『えっ、これマジで国道』って感じの道が続く。

国道349

白河に行くには遠回りにはなるが、気持ちよく走れる道を選んで走れるのが下道ツーリングの醍醐味なのだと思う。
古殿町から石川町を経由して白河市に入っていった。
途中ガソリンを給した。燃料計が5つのブロックになっており、一番左側が赤色になっている。さらにデジタルメーターで走行可能距離が表示される。すでに4つのブロックが消え、赤色の残量計と共にガソリンマークが点滅し始めた。その時点では走行可能距離が60キロ以上あり、余裕であったのだが、一向に山道から抜け出せず、いよいよ残り40キロになってしまい焦りだした・・やべぇ
急遽グーグル先生で調べようとするが電波が弱くて繋がらない・・弱った
とりあえず走るしか無いと、バイクを進めることにした・・
暫く走ると『あった』! この時の安堵感はなんとも言えないものである。
結局残り走行可能距離36キロの時点で給油。ハイオクなのがちと殘念・・
給油量は11.11リットル?? 満タンで14リットルなので残り2.89リットルもあんじゃないの?
「焦らすんじゃねぇよ」
あと80キロは走れるのか。1.5リットルくらいは予備として計算しているらしい。

10:30 白河市にある『とら食堂』に到着した。
以前NHKのドキュメント番組にも特集されていた有名な店だ。

とら食堂

過去に5回くらいは来たと思う『とら食堂』であるが、何度でも足を運びたくなるくらい旨いラーメン屋である。
まずは店頭にある券売機で整理券を発行。10:30で14番? 以前もこの時間に来て25番位だったから、今日は平日で空いているのか? 以前来たのは秋口の少し寒い日だったから混んでいたのかも・・
開店は11:00である。整理券があるので、並ぶ必要なく、スマホを見たり写真を取ったりしながら待つことにした。
11時、開店の時間になりオバサンが『1番さーん』、『2番さーん』・・・と呼んでいく。番号が呼ばれれたら店内に入り食券機で食券を購入するシステムだ。昨年はテレビに出ていた大将が朝イチで店頭に出ていた気がするが・・
結局komaが『14番さーん』と呼ばれたのは11:30頃になった(昼飯には丁度良い時間か) 大盛りチャーシュー麺1420円を注文。どうやら物価高の影響で値上げしたらしい・・

とら食堂の大盛りチャーシュー麺
あっさりしたスープが美味


ほどなくラーメンが運ばれてきた。まずはスープを一口・・なんか味が薄いなぁ? 気のせいか
やっぱ味薄いよ・・
チャーシューを食べると・・味しないぞ? 醤油と酒で漬け込んだ感じの味の染みてるチャーシューじゃなくなってる? ん〜と思いながらも完食。 茨城から122キロ走って、わざわざ来たのに殘念。たまたま今回だけかもしれないが・・
今度リベンジにもう一度行ってみよう! 期待を裏切らないでくれ

昼食後は帰るだけである。帰りは棚倉経由で矢祭〜R349を走り途中常陸大田里美でR461で花貫渓谷方面へと寄り道。R349 とR461の交差点にファミリーマートがあるが、週末ともなると多くのバイク乗り達が休憩するスポットとである。R461は交通量も少なく快適なワインディングが続いてる道路である。本日は平日のおかげもあり、ほぼkomaの独り占めの道路となっている。慣らし中なので大人しく走っているが、スラロームマシンの様に軽く倒し込める感覚は、8Sの長所であると直ぐに分かった。超たのしい〜

花貫渓谷
花貫渓谷 秋の紅葉シーズンはバイクの乗り入れが出来ない

花貫渓谷は紅葉で有名なスポットで、人でも多くなるが、関東のバイカーは是非一度訪れて頂きたい名所である。
花貫渓谷には無料の小滝沢キャンプ場があり、設備も暖房便座まであり、おすすめのキャンプ場である。
その後、花貫渓谷からグリーンふるさとライン(おすすめの道)を通りR349に戻り14:30帰宅。

走行距離237キロ
燃費 28.6キロ/㍑
※3リットル残る警告灯まで315キロ走行可能。警告灯後80キロ程度は走れそうだ。
※タンク容量14リットル

2日目 いわき市小名浜 うろこいち に行く

2024年4月26日(金) 快晴 気温17度〜23度 

天気は先日に続き最高だ。
桜の季節から梅雨入りまでがツーリングに最も適していると思う。
朝は少しひんやりするのが気持ちよく、昼間は30度以下であれば走ると涼しい。
日の出は5時前になり日の入りは18:30を越えてくる。
行動時間がぐ〜んと伸びるのも良い。
関東の梅雨入りが平年6月初旬なので、あと1ヶ月とちょいしかない。
さあ、今年は走りまくるぞ〜

午前8:00自宅出発。
ウエアは昨日と同じ内容で問題ない。
雨具も不要だと確信し、昨日と同じR349を北上。
R349は3桁国道なので、交通量は少なく町を外れると一気に田舎の道路となる。
この感じが好きで高速道路を使用することはあまりない(ケチってるだけとも言えるが)
4月中旬から梅雨入りまでの関東の気候は北海道の夏のツーリング時に似ている感がある。朝方は空気が冷んやりし、日が上がると気温が上昇し25度程度となり、気持ちよくツーリングできる季節である。

R349〜鮫川村〜古殿町〜いわき市へと順調に8Sを走らせる。
10:25に本日の目的地である『うろこいち』に到着。営業時間が朝の9時からとなっている。今の時刻だと朝食とも昼食と言えない時間だが食べることにする。

海鮮食堂うろこいち

平日でもあるから、まだ客はkomaだけであった。以前週末の同じ時間に来たときには3〜4組食事していた。GWはさぞかし混むんじゃないかな。ちなみに20年くらい前にはマグロがおかわり自由だったことで、びっくりした思い出がある。
さて、何を注文しようか?
人気のメニューは海鮮丼らしいが、komaは赤身と中トロ丼1900円としめ鯖1000円とノンアルビア300円を注文。

びっくりする程ではないが、普通に美味しく頂いた・・・
下の写真は以前ツーリングで行った青森県の大間で食べた大間のマグロ丼。あまりの旨さにホント驚いた思い出がある。

大間のまぐろ丼 3600円位だったかと・・ 高いけど死ぬほどうまい

昨日に続いてのツーリングなので今日は早めに帰って老体を休めることにする。
帰りは いわきから高萩までR6を走る。途中五浦海岸に寄り道。北茨城市 大津漁港辺りのをゆっくりと流してみる。今年は5月2日、3日に大津漁港近辺で御船祭りが開催されるらしい。数年毎の祭りで、今年はその年にあたるらしい。みどころは本物の漁船に50人ほどが乗り込み、陸上で500人ほどで曳きまわすのだ。本物の漁船そのままを陸上で曳く祭りは、日本中でも御船祭1件だけらしい。漁船曳きを見学できるのは5月3日の本祭り午後とのこと。

R6からR461へとルートを変更。R6をそのまま進むと日立市を走ることになる。日立市は片側が海で片側が山になっているので逃げ場がなくR6が常に混んでいるのだ。高速で回避できるのだがトンネルが多く走りづらくもある。
R461で花貫ダム〜グリーンふるさとライン。昨日と同じ定番ルートだ。ほんと気持ちの良い快適ロード。

グリーンふるさとラインに入って直ぐに2017年のNHK「連続テレビ小説」『ひよっこ』のロケ地があり、今の時期こいのぼりで飾られているらしい。ちょこっと寄ってみることに。

撮影地にはぴったりな風景だと感心した。特に観光地でもないが数人が見学していた。

グリーンふるさとラインからR349〜13:30自宅到着。

走行距離222キロ
燃費 29.0キロ/㍑

2日間で460キロ走り、ODOメーターは654キロ。慣らしはまだ終わらないが、少しずつGSX-8Sが分かってきた。
燃費は当初23.4キロ/㍑であったが、現状の走り方だと28.8キロ/㍑とだいぶ伸びた。ただし1000キロまではメーカー指定されている4500回転以下での走りをしているので伸びているのだと思う。慣らしが終わった後の数字の変化が楽しみでもある。

次回は日光霧降高原への日帰りツーリングと慣らし終了報告を予定している

つづく

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