GSX-8Sで銚子に行ってみた
桜が満開になった瞬間、ライダーにとってのバイクシーズンが到来する。
特に梅雨入までの期間が気温といい、日の長さといい、さらに花粉の飛散も終わり、これ以上の条件は無いのではないだろうか?
わずか2ヶ月程度となるが、この時期にいかに走り回れるかが勝負である!
komaの様に現役引退した者にとってはまさしく最高の時間となるのである。
天気予報をチェックし、晴れマークで降水確率0%だったら早速に行動計画を練る。
しかし殘念なことに日帰りツーリングでは回数を重ねる毎に行き先が限定されてくるのが悲しいことだ。
同じ場所や、同じルートを走ることも多いのだが、やはり徐々に新鮮さが薄れてくるものである。
一泊ツーリングでキャンプ道具一式を積み込んでの準備はさすがに苦行である。帰ってきてからのテント干しやら収納等、相当に時間がかかるものである。
一泊でのツーリングを考えると安宿を利用する方が効率的、合理的ではないだろうか。
今までkomaは一泊ツーリングなどしたことが皆無であったので、今後は積極的に行ってみたいと考えている。
GSX-8Sがウインドスクリーンの装備が整ったら行動範囲を拡大し一泊ツーリングを極めてみたいものである。
2024年5月30日(木) 快晴 気温19度〜28度
午前7:40 自宅出発。
リアシートからリアキャリアにかけてクシタニのシートバックを装備。何年か前に故郷納税で手に入れたモノである。さすがクシタニといったところ。作りがしっかりしており収納能力も2段階に拡張できるスグレモノ。
GSX-8Sはノーマルマフラーってこともあり、とにかく音が静かだ。クルマより若干大きいくらいで近所迷惑にはまったく気にならない程だ。しかし・・いずれはヨシムラのマフラーが欲しいのだが。なんせ高い!
バイクの場合、出発までの準備が面倒だ。プロテクター入りのパンツに速乾アンダーウエアのうえに革ジャン、この時点で体の自由が奪われていくようである。ゴワゴワしたものを身に着けるわけだからしょうがないのだが。よく若い人が老人になった時の体験をさせるため体のあちこちに重りを着けたりするアレのようである。準備は続き、ブーツを履き、首には日焼け防止用のネックガードをして、頭にはインナーキャップを着ける。いよいよヘルメットをかぶりグローブをはめてやっとバイクのキーを回せるのだ。今の季節だからいいが、冬場はさらに防寒対策が増えるのでなかなか乗る気にはならないのである。
準備も整い、いざ出発。自宅から阿字ヶ浦海岸を目指す。とはいっても自宅から20分くらいの距離だ。海が近いことはkomaの自慢のひとつかもしれない。海には何度行っても気持ちの良いものだ。飽きることは今後も無いと断言できる。ひたちなか海浜公園から阿字ヶ浦海岸が『パッ』と開ける瞬間は特にいいものだ。
阿字ヶ浦から大洗海岸に抜ける道路は平日ということもあり車が極端に少ない。ヘルメットのシールドを全開にして胸いっぱいに潮の香りを吸い込みながゆっくりと流す。ここで飛ばす人の気がしれない、マジで。もったいないことだ。
大洗には有名な撮影スポットが有る。大洗磯前神社の鳥居の一つが沿岸の岩の上に立っているのだ。海のなかに鳥居あるって? 特に朝焼けの時間帯や波が大きな時は絶好の撮影スポットになると思う。直ぐ近くには大洗キャンプ場もあり、予約不要でキャンプができる貴重なキャンプ場である(最近は予約もできるらしいが)。設備も充実しておりトイレもウォッシュレットトイレまで完備されている。近くには魚の美味しい店が目白押し。ただし夜間はバイクやクルマの爆音が・・・・
写真をサクッと撮り銚子に向かうことに。海に沿っての国道51号線を走らせるが、海はほぼ見えない(殘念)
途中旭村にあるJA特産物直売所の前を通過すると、30人以上の行列が?なんだろうとは思ったが、帰りに寄ってみることにしよう。おそらくはメロン生産日本一の茨城県の中でも旭村や鉾田が生産地として有名なのでメロンでも安く売っているのか?楽しみだ。
南に進んでいくと鹿島サッカースタジアムの前を通過。ジーコの像があった。ここら辺を走る地元のクルマの多くに鹿島アントラーズのステッカーが貼ってある。地元に根付いているチームなんだと感心しながら走る。
ほどなくして銚子に到着。目的地としては海鮮料理で有名な「一山いけす」に行くもなんと「休業日」ではないか・・・せっかく来たのに・・調べてこなかった自分が悪いのだが・・・
気を取り直し、飯屋を探すことにした。とりあえず銚子漁港に行ってみることに。さすが日本で最も水揚げ量が多い漁港だけあり周りに海鮮系の食堂がたくさんある。悩んでもしょうがない、最初に目に止まった食堂に入ることにする。「魚料理みうら」に入店。
まだ11時を少し回った時間だったこともあり客はkomaだけか。最初に食券を購入するらしい。何にしようか?少し悩んだが、ここは奮発して「みうら御前」2750円を注文。
運ばれてきた料理をみて驚愕!こんな食えないよぉ
刺し身の皿に盛っているなかで泥団子のようなものは「なめろう」。なんの魚かは知らないが、刺し身をすりおろしてあるみたいだった。あまり馴染みがなく、ちょい苦手かも・・
魚の煮付けは味付けがしょっぱすぎて・・
海老の天ぷらは大きくてプリプリした海老が美味しかった。総合的にはギリ合格点のレベルか?
食事処も一期一会であるから、感謝しなければ。
ご馳走様でした。
食事が済んだら後は帰るだけ。来た道と同じ道を帰ることにする。特に見どころも走りどころもなく淡々とはしるだけだ。高速を使うわけでもなく一般道をひた走るわけだからGSX-8Sのパフォーマンスの半分どころか1/3も使って無いのだろう。制限速度で走る限りトップ6速に入れることすらままならない。6速50キロ台ではギクシャクしてとてもじゃないがまともに走ることができない。簡単にいうと3速なら最低速度が30キロ以上、4速なら40キロ以上、5速50キロ以上、6速60キロ以上ってことになる。5速で走っていても前を走るクルマがブレーキをかけ一瞬速度が50キロを下回る場合なども多く、そのたびに3速、4速、5速を頻繁に上げ下げするようである。しかし上下方向のクイックシフターが付いているので、左手には負担をかけず左足だけで事足りることは劇的に楽に感じることでもある。CB650RのEクラッチも気になるところである・・
帰り道の途中、気になっていたJA特産部販売所に寄ってみることに。予想していた通りメロンを求めて遠くからやって来ているらしい。旬の時期といこともあり、すごい賑だ。昔は夕張メロンが有名だったと思っていたが知らぬうちに我が茨城県が日本一になっていたとは摩訶不思議である。てっきり納豆だけかと思っていたので失礼 m(_ _)m
ちなみに全国シェア約25%もあるメロン王国!だそうだ。 5〜6月が最盛期のこと。
早速店内を見てみることに・・メロンがたくさん売られているがkomaには一般的な相場が全くわからない!1500円で売られていたが、はたして安いのか?高いのか?普通なのか?
店頭に売店があり人が並んでいる・・
おぉ〜 メロンが半分にカットされている中にソフトクリームがのっかているではないか。これはうまそうだ。
発券機で食券を購入することに。
その中に「季節限定ハーフメロン」というのがある。どうやらこれが例のヤツらしい。
komaの後ろに並んでいる夫婦もこれがお目当てらしく「今日は間に合ったわねぇ、うれしい〜」
通常は1200円のところ今の時期だけ1000円で販売しているらしい(正確な情報ではありません)
これしかないでしょう!
メロンが一玉1500円だったから、ハーフで750円かぁ、ソフトクリームが250円・・妥当ちゃ妥当
しかし「おいしい〜」結構な大きさがあり、腹一杯になるよ、これ。
付属するプラスチックのスプーンが弱くて弱くて・・ メロンの壁を相当残す羽目になってしまった(殘念)
次回は金属のMyスプーンを必ず持参すると心に誓ったのである(また食べたくなる美味しさだったホント・・)
メロンの最盛期が5月〜6月なので今からでも十分間に合うので是非行ってみてはいかがでしょうか?強くすすめます。
近くにはめんたいパーク(めんたいおにぎりが激ウマ)や海鮮食堂(かあちゃん食堂が一番人気)も多く茨城方面へのツーリングには今の時期最高のスポットだと思える。
メロンソフトを食べ満足した後は一路自宅へと向かう。
14:20 自宅到着・・今日も安全運転無事故無違反感謝
走行距離 228キロ
燃費 27.5キロ/㍑
今年の梅雨入りは例年に比べ遅れているようである😸
それまでの間もう少しツーリングを楽しめそうである。
さぁ、次はどこへ行こうか?
つづく
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