2024年　北海道ツーリング　黄色信号！

2024年8月2日

連日の猛暑（酷暑）続きで、いい加減に体が参ってきた。とてもじゃないがバイクにのる気になれない。とはいっても「とうもろし」や「すいか」を買いにSRを走らせている。真夏とはいえ安全上、パッドの入ったライディングパンツと、同じくパッドの入った長袖のメッシュジャケットを着て走るのだが、兎に角暑い！暑過ぎる。対向するライダーの中には半ズボンにTシャツ姿の人も多い。いくら暑いといっても危ないでしょ！と言いたい、おじさんは。転んだらかすり傷じゃすまないよ、マジで。バイクに乗る者として最低限の装備と交通ルール遵守、これだけは守ろうよ！

北海道ツーリングに行けるのか？

2024/7/22　体調の異変

すでに北海道行きのフェリーの予約も済み、持ち物の準備を始めようとしていた矢先のことである。
出港予定は8/2の予定である。
出発10日前のことだ。
7/22（月）の夕方頃から、なんか背中付近に違和感が・・・
たいして気にもせず妻くんと韓国ドラマ（Missナイト＆Missデイ）を笑いながら見ていたのだが・・
23時を過ぎ、そろそろ寝るかと・・　ベッドに入る
背中付近の違和感が痛みに変わってきた・・
しかも筋肉痛とはいえない痛みがする。もっと奥の内臓が痛いような気がする・・
1時間位が経過しただろうか。。
痛くて全く眠ることが出来ない・・
大好物のYouTubeさえ、全く見る気になれない・・　こりゃ変だ
左側の背中（肩甲骨の下あたり）の奥のほうの疼痛・・
こんなの初めてである。
ボディーブローでも食って内臓がジンジンと痛んでいるみたいだ。
途中、心配になりネットで症状を調べ始める・・
場所的には膵臓あたりが怪しい？
膵炎、膵臓がん、胆石等、怖い話が次々と出てくる・・
痛みは収まるどころか、徐々に増しているようだ・・
結局、朝方までほとんどねむることが出来なかった。
普段、病院は好きではないが、これは完全に異常事態だ。

2024/7/23　病院で検査　フェリーキャンセル＆再度予約

近所の病院の診察が始まる時間に合わせ、朝イチで行くことに。
先生に一通り症状を報告し「まさかガンじゃないですねよ」と不安を口にすると、先生曰く、こんな急激に痛みだすのはガンとかではないんじゃないか？とは言われたが、詳しく検査してみることになった。
とりあえず本日は一般的な検査（血液検査・検尿検査・心電図・血圧・レントゲン）を行った。
翌週に超音波診断（エコー）・上部内視鏡等の検査をおこなうことになった。

検査結果を含め詳しくは来週わかるとのこと。ここ何年も人間ドックはおろか健康診断すら行っていない。
バイクのメンテナンスは行っていたが自分の体のメンテナンスを怠っていたバツなのかもと反省　(T_T)

北海道ツーリングどうすっか？

気分的には一通り検査結果が出てから準備を始めたいと思う。
体調がすぐれない中、ブルーな気分でとてもじゃないがツーリングの準備は出来そうにない・・
そのためには一旦フェリーをキャンセルし再度フェリーの予約をしたほうがいいだろう。
フェリーのキャンセルは7日前までは200円（事務手数料）だけですむ。ちなみに前々日までは10％、出航時間までは30％、出港後は100％というルールになっている。
今回はまだ10日前なので問題なくキャンセルすることにした。
気分は乗らないが、取り合えず北海道行きのフェリーだけは予約しなければ・・・
お盆の前半はすでに満席状態なので、後半以降を狙うことにした。
8/16（金）の夕方便（大洗港19：45　ー　苫小牧港翌日13：30）が取れた、ラッキー！
昨年は8/17の出発であったから、本当は時期を少しずらして違う北海道を感じたかったのだ仕方がない。
８月後半の北海道は天気が安定していて、ほぼ雨の中を走った記憶がない。

2024/7/25　副作用が酷い・・

病院から処方された薬（メロキシカム錠１０mgとスルピリド錠50mg）を飲み痛みはおさまるも、副作用（アレルギー）が起こってしまった。１日１回の薬なのだが、２回服用した翌日あたりから、何か頭が痒くなり１日に２回もシャンプーしてしまった。風呂から上がって鏡に写った姿を見てびっくり！赤い発疹が胸付近にびっしりと出来てるではないか。胸以外にも背中にもできており、痒みもでてきたようだ。
薬の服用を中止し、様子をみることにした。

2024/7/27　痛みは収まり食欲も復活

痛みを感じて6日が経過した。蕁麻疹は相変わらずだが、背中付近の痛みは自然に収まってしまったようである。今までに経験したことがないだけに不安は残るが一安心といったところ。
しかし翌週には人間ドック的な検査も控えており、検査結果が出るまでは油断はできない。
痛みが発症してから「おかゆ」、「うどん」、「そうめん」などあっさりしたものしか受け付けなかった。無理して口に突っ込んでいたが、やっと通常の食欲が湧いてきた。

2024/7/31　病院で検査を受ける

朝10時からの検査予定になっていたので、10分前に病院に到着。受付を済ませ待合室のイスに座って待つことに。
名前を呼ばれ検査室へ入る。
Tシャツから検査着に着替え、次に診察台に寝かされ検査を待つ。
膀胱にオシッコを溜めておいて下さいとの指示で、我慢してる状態　(T_T)
膀胱を拡張し発見しやすくするめなのか？などと勝手に推測。
ほどなくして先生が現れ、検査開始。まずは超音波検査（エコー検査）。この検査では肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓などの異常を発見するのに有効らしい。あまり小さなガンなどは見逃されるみたいだが・・
先生曰く「特に問題はなさそう」とのこと。
第1段階クリア
エコー検査が終わるとトイレOKとの指示と同時に検尿（なかなかの透明度だ、などと思ったりする）
次に上部消化管内視鏡検査へと移る（胃カメラね）
昔はGoProの小さいやつを口から挿入され死ぬほど苦しかった思い出があるが、現在では鼻から挿入するタイプが主流らしい。
希望を聞かれたので、左の鼻の穴から挿入して下さいと伝える（ナステントを使用する際、左側を使用）
麻酔薬みたいなものを塗った管状のものを数回鼻の穴から突っ込まれれ、しばらく待機。
ツバを飲み込もうとするが、喉が動かない（麻酔が効いてきたみたいだ）
窒息するみたいな恐怖に襲われる。
この状態で餅でも食ったら、正月に餅を喉に詰まらせ死んじゃう爺さんみたいになるかもしれないと、本気で思ったりした。
komaの検査をしながら、手が少しでも空いた瞬間、外来患者をテキパキとさばいていく？
忙しそうだな、オレと同い年位の先生である。

完全に麻酔が効いた頃に先生が現れ、5mm〜6mmの太さのケーブル状のカメラを左の鼻の穴から挿入していく。
先生が「余裕があったらモニターを見て下さい」とのこと。
数年前にも経験していることから、全く痛くなく余裕である。
21インチ位のモニターが自分のすぐ横にセットされており実にクリアに映し出されている。
まるで鮮度の良い「ホルモン」のようだ。
画像が奥へ奥へと進んでいく。
いまにも何か腫瘍でも出てくるのではと、気が気でない・・
途中でカメラの先から空気が送り込まれ、胃を膨らませ、ひだに隠れている悪いやつを探し出そうとしている。
時間にして5分程度だろうか。
多少の荒れはあるが、潰瘍とか腫瘍らしきものは無いとのこと。
第2段階クリア！
カメラを抜くのはスルスルと抜け問題はない。
胃だけにかかわらず、途中の画像（食道や咽頭等）も確認できるようだ。

CTスキャンまでやるのかと思っていたが、必要ないらしい。
今回の検査はこれで終了。
この後、検査結果が告げられる予定だ。

検査結果

結論からいうと、大きな問題はないとのこと。

ホッ、北海道ツーリング行けるよ・・

レントゲン検査、超音波検査、上部内視鏡検査とも、その時点で目視確認できるので、先生から特には問題が無かったことは伝えられている。
後は血液検査の結果が気になっていた。
特に前立腺がんの腫瘍マーカーの「PSA]と消化器系がん（大腸がん、胃がん、肺がん、膵臓がん等）の腫瘍マーカーの「CEA」の検査結果だ。
「PSA」についてはかなりの確率で異常を発見できるらしい（会社の健康診断で必ずオプションをつけていた）
どちらの腫瘍マーカーも基準値の設定があり、基準値を下回っていれば問題なしということらしい。

結果は・・

PSA　基準値4.0以下　検査結果　0.5

CEA　基準値5.0以下　検査結果　1.8

どちらの検査も問題なかった。

尿検査での結果も問題は見当たらない

血液検査の結果の中で基準値を上回った項目は以下

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　基準値　　　　　　検査結果
総コレステロール　　　　　　　　　　　　　 130~219　　　　　277
LDLコレステロール（悪玉コレステロール）　 70~139 　　　　　 186
血糖値　　　　　　　　　　　　　　　　　　70~109　　　　　 143

59歳で会社を辞め丸3年が経過した。会社勤めの頃は、ほぼ単身赴任であったために食生活が質素であった（外食や外飲みは皆無）。パックご飯とサラダとおかずを1品作るくらい。
退職後自宅に戻り、妻の作る食事を取り続けた結果・・・・

体重が６１〜６２キロから６７〜６８キロへ増加（約＋１０％）

特に腹回りの脂肪が劇的に増えてしまった！！

これが今回の血液検査の結果にもろ影響したらしい！！

先生にも「美味いもの食いすぎてんじゃないの」と言われてしまった。

よし、体質改善に取り組むぞ！！と心に誓ったのである。