最近、毎週のようにSR400でJA特産物店にスイカと朝採りとうもろこしを買いに行くことが恒例となっている。SRにはバイク便ボックスが付けてあり、購入したスイカやとうもろこしを、その中に入れるのだが、なんせスイカは重い!重量が12〜13キロもある最大級のスイカなのである。バイクの重心が高くなるのか挙動が恐ろしく変わる。恐らく宅配ボックスの中でゴロゴロと動いていることが原因のようである。とうもろこしで固定し、動きを固定してはいるのだが・・
そういえば北海道ツーリングの際にも、大量の荷物を積み込んでの旅になるので、出発後の数日は、バイクの重さが30キロ近くは増加し、挙動の変化に戸惑ってしまうものだ。
立ちゴケでもしようものなら、むちゃくちゃ重く感じ、一人ではまず起こすことが出来ない。komaが北海道ツーリング時に砂利道でUターンをしようとした時、何のきなしにフロントブレーキをチョンとかけた瞬間にフロントがズルっ!と滑り、慌てて下り足を出し踏ん張ろうとしたものの、荷物満載のSRの前では不可抗力であった・・・
結局、通りすがりのお兄さんに手伝って頂いた・・ 感謝
次第に慣れてはいくのだが、ハンドリングやブレーキ性能等、相当に悪くなるので十分注意し安全運転を心掛けなければならない。
SR400 エンジンのかかりが悪くなる
その日もJA特産物店に恒例のスイカととうもろこしを購入するためにSR400を始動しようとした時のことだ。
1回キック・・2回キック・・
ん、なんかおかしい
3回目のキック・・ プスッ その後ケッチンに見舞われる。 痛っ! (今の時代にケッチンを経験できる数少ないバイクである)
4回目のキックでエンジンが始動したが、いつもなら1回で必ずかかるはずなので、何かおかしいと思いつつも、まっいいかと走り出し、いつもの海岸線40キロの道のりを、特に何もなく走ることが出来た。
それにしてもJA茨城旭村 特産物直売所サングリーン旭 はいつも混み見合っている。今の時期はメロンが最も人気らしいが、その他にもスイカやとうもろこし、色々な野菜や特徴のある惣菜も人気があるようだ。開店と同時に陳列してあった草餅(6個入り)を10個全てを買い物かごに入れているオッチャンがいたので、「そんな美味しいんですか」と聞いてみたところ、「この草餅を買いに、2時間半かけて来たんだ」と言っていた。一体どこから来たのだろうか? komaはネギ醤油餅(つきたてのお餅)を買ってみたが、メチャクチャ美味かった!
さて、買い物も終わったので、帰ろうといつものように(一抹の不安がよぎったものの・・)
SRを1回キック・・ 2回目のキック・・
やっぱおかしい? 絶対おかしいとこの時点で確信した。
そして3回目のキックでまたしてもケッチン。 4回目でっと始動した・・ なんだろう?
途中でエンジンが止まらないかヒヤヒヤしながらの帰宅となった。
走行中の不調は特に感じず自宅まで無事に帰ること出来、とりあえずはホッとした。
荷物を下ろし、早々にSRの具合をチェックしてみることに。
エンジンの掛かりが悪いということは、インジェクション車なので燃料の供給系ではないと思うので、プラグに問題があるのではないか?と最初に疑った。
車載工具を使いプラグを外すことにしたのだが、プラグレンチをプラグに差し込み、緩めようとしたところ、まったく力を入れない状態でクルッと回ってしまった! う、うそだろぉ・・・
ん んん・・
これプラグが緩んでいて圧縮した時にプラグの穴から空気が漏れたせいで、爆破しないことが原因だったんじゃないの?
逆によくエンジンがかかり、走れたものだと関心した。さすが我がSRくん
前回のプラグ交換からすでに5000キロ位は走っているので、新しくプラグを準備していたので、古いプラグを取り外し、新品のプラグと比較してみた。汚れてるっちゃ、汚れてる。ん〜なんかよく分からないが、とりあえず新品に取っ替えることにした。こういう時に単気筒は経済的だと感じる。 なんせ1本でいいので☺
使用するプラグはNGKのイリジウムプラグだ。1168円(2024/7/11現在)で一般のプラグに比べ火花が強く長寿命、さらに燃費が向上し加速性能が向上、アイドリングが安定するらしい!! SR乗りには人気のプラグだ
前回に続いて今回もイリジウムプラグを使うことにした。新品に交換し?なんかプラグキャップが付かないぞ?
何回か押し込んでもカチッと入る感じが伝わってこない。
「おかしいなぁ」
プラグキャップを外しプラグを観察すると・・・ ヽ(゚∀゚)ノ パッ☆
そうだ、バイクは振動で外れづらいようにネジ式だった(たぶん)。このプラグは分離式なのでプライヤーで簡単に外せるはずだ。まだ新品なので問題なく外せた。しかし一体型のプラグだったら無駄にするとこだったと・・一安心
プラグキャップも問題なく取り付完了!
1回目のキックで ドコドコ・・ といつもの一発始動!!
しかし、簡単に直ったことは良いが、プラグが緩んだ経験が今までに一度も無かっただけに、正直驚いた。過去にプラグキャップが中途半端にささっていて、エンジンが掛からなかったことはあったのだが、プラグ自体がゆるむとは、さすがSRだ。
こりゃ、各部の増し締めを行わなければ危ないかもしれない。
SR400は絶版車となり3年が経った。絶版車というにはまだ新しく、玉数も多いが、貴重なバイクであることに違いはない。今後さらに人気は出てくると推測できる。しかしバイクは走らせてなんぼ、と考えているkomaは今後も大切にしながら、がんがん走らせていきたい。
がんばれSR 目指せ10万キロだ!!
ウインドスクリーン(風防)の効果
街を走っていると黄ばんだ風防を付けたカブ号を目にすることがよくある。出前のカブだったり、派出所のカブだったり、銀行マンのカブだったり、引退したオヤジが乗ってるカブだったりと趣味としてのバイクの姿たとは真逆のスタイルの典型であり、オヤジくさいと感じていた自分が、まさか同じ様な風防を付ける時がくるとは思いもしなかった。
先日地元のライコランドでSRミーティングがあり参加した。総勢40台以上のSRが集結したが、メーターバイザーを付けたライダーはいたが、風防をつけたライダーは皆無だった。そりゃそうだろ、ふつう・・
かっちょ悪いが、しかし実際に付けて走ってみると、その効果の高さには驚くばかり。
直接体に風が当たらないことは素晴らしいことだと、今になって気がついた。これなら冬でも乗れるかもしれないと思った。この調子なら真冬になったらグローブカバーさえも取り付けてしまうかもしれない。
ウインドスクリーンの効果は何度も言っているとおりだが、猫背にして目線までスクリーンに入り込めばサングラスは外してシールドを全開にしても、問題なく走行出来るレベルだ。北海道ツーリングでは、あのでっかい虫達をも防御してくれると思う。
まだ取り付けて間もないので、不具合は特に見当たらないが、今後において良い点、悪い点を発見したらお伝えしたい。
次回はエヴリィ(軽バン)にVTR250を乗せてみた を予定
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