上がりのバイクを検討

現在komaは62歳。3年後には65歳で前期高齢者となり、13年後には75歳で後期高齢者となる。
あと何年、いや何台のバイクを乗ることができるのだろうか?最近は真剣に、そんなことを考えるようになった。
現在所有しているバイクは2台である。1台は2016年式のSR400である。もう1台は2007年式のVTR250(MC33)である。VTR250はMotoジムカーナで使用しているので、ハイグリップタイヤを履き、ギア比を極端にショート化しているので一般公道での運転はほぼ行っていない。実質乗っているバイクはSRだけである。SRは一般公道を走る分には最高の相棒なのだが高速道路が苦手であり、ツーリング中に政令指定都市以上の地域を通過する際、危険回避や渋滞回避、時短の意味合いも含め、やむ無く高速を利用するのだが指定速度での走行でも辛く感じるのだ。なんせ最高出力が26PSしか無いのだから、当たり前と言えば当たり前なのだが・・
妻と相談した結果、次買うバイクが最後のバイクにする約束で許可がおりたのである。いわゆる『上がりバイク』である。現在、検討しているバイクは以下である。
①スズキGSX-8S ②ヤマハMT-09SP ③ホンダCB650R ④カワサキZ650RS
ミドルクラスバイクというやつか?一覧からの比較だとMT-09SPでなくMT-07なのだろうが、07は走行モード切り替え等が出来ないのでボツにした。上記の4車種の比較表を作ってみた。

今回は消去法で考えてみることにした。
まずCB650Rだが最新のEクラッチが搭載となった。かなり革新的なシステムらしい。クラッチレバー操作不要で発信、変速、停止までカバーでき、ほぼAT感覚。魅力的ではあるが、わざわざキックスタートのSR乗りからしたら、選ぶポイントとは言い難い。
車重が200超と少し重いが4in1マフラーがかっこいい。昔のCB400フォアみたい・・ しかし4気筒はkomaのバイク哲学がすると少しずれている。高回転で発生する高音質のフォ〜ンってのが心臓に悪い?急に来られるとびっくりすんだよね、あの音。
4台の中では価格が最安値であるが、今回の候補からは外すことにした。



続いてZ650RSだが車重が188キロと最も軽く、ホイールベースが1405mmと最小であり小回りも最小回転半径2.6mと最も優れている。しかしタンク容量が12Lと少なく、航続距離が283キロと短くツーリング時が少し心配なところである。東京モーターショーで実際に跨った感想は兎に角コンパクトであり、12LのタンクはSRと同じ位に感じる小ささであった。最近のバイクは燃費が向上したことと、車重表示がガソリン満タンでの重量を基準にしてるせいか、基本タンクが小さくなっている気がする。また最高出力が68PSとあるが、少し物足りなく感じてしまう。エンジンの魅力が今一歩というところか?ん〜 今回の候補から外すことにしよう


次にMT-09だが、一番のネックは3気筒であるということ。よく2気筒と4気筒の、いいとこ取りと言われるが、逆に言うと中途半端ともとれる。排気音も直接聴いたわけではないが、YouTubeで見る限りなんだかなぁという感じがする。ただ電子制御はモリモリで素晴らしくクルコンまで付いている。またスマートキー(SP仕様)なども装備されまるで車のようなバイクでもあるようだ。先鋭的なデザインも賛否はあるようだが、シアンカラーのホイールなどもなかなかよいとは思う。2024年型はハンドル切角が4度増えたようであるが、それでも他社メーカーの平均35度と比較すると32度とまだまだ渋い。最小回転半径は情報が出ておらず、詳しくは分からないがハンドル切角が32度であることから3.0m以上あるのではないか。車重が軽くて良いとは思うが小回りが効かないのはちょっと辛いとろだ。夏以降にSP仕様が発売されるとの情報が一部流れているが、悩むところである。おそらく前モデル同様ブレンボのブレーキにオーリンズのリアサス、スマートキーなどヨダレが出るような内容を想像するが、販売価格も145万〜150万?と高騰するんじゃないかと思われる。
決め手となるフロントマスクがイマイチなんだよな。ん〜〜悩む


最後にGSX-8S。デザインは4車中最も気に入っている。特にするどい縦2眼のフロントマスクが超かっこいい!車重は200キロ以上あるが実車に跨って足つき性に問題はなさそうだ。ホイールベースは1465mmと最も長いのが?ではあるが、最小回転半径も2.9mと及第点というところ。
航続距離も327キロと最も長くツーリングにも対応できそうだ。特に気に入っているのがエンジン特性である。8500rpmで80PS、
6800rpmで7.7kgfという点が気に入っている。実際に運転したことはないが、スタートからの加速が素晴らしいのではないかと思う。雑誌でのインプレにも同様の記事が載っているようであるし。東京モーターショーのヨシムラのブースに展示されていたGSX-8Sを見た時、あまりのカッコ良さにドキリとした。確かにヨシムラのマフラー、ステップ、レバー廻り、デカール含めヨシムラパーツのオンパレードではあったのだけれど、、カッコ良すぎるでしょ!となってしまった。
いよいよkomaも鈴菌感染者か?
そういえば愛車はスズキの軽バン『エヴリィ』だった。

結果的に

GSX-8S>MT-09>Z650RS>CB650Rという結論になった。

一つ残念なことがある。それはホンダ ホーネットCB750の存在である。欧州ではすでに販売されているモデルである。2024夏頃日本でも発売されるのでは?とニュースになるたび記事を読みあさっていたのに・・・
koma的には2気筒で91.8PSのネイキッドが東京モーターショーで発表されると信じていたのだが・・・残念
どう考えてもGSX-8Sの好敵手となるんですよね?

 

こうなると妄想ツーリングが始まってしまう。GSX-8Sでどこに行こうか?
九州に行き阿蘇山辺りのハイウェイを走ってみたい・・・
いや四国にも行ってみたい・・
5月の梅雨が始まる少し前くらいが絶好のツーリング日和であることはわかっている。
さぁ 走ってくっか

 

 

 

 

 

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